ジーナ・ローランズ 

June 16, 2000   

ジーナ・ローランズの写真ジーナ・ローランズ姐御からポートレイトが届きました。返信に要した日数は1か月と少し。彼女の顔を見て、「おお、まだ元気なのか。懐かしいなァ・・・」としみじみ思う人と、「見たことあるー。いい味出してるおばあちゃんだよね、この人」と漏らす人とがいることでしょう。あなたはどちらでしょうか? 僕は・・・とりあえずその両方だ、と言っておきましょう(^^)。

僕が彼女を初めて見たのは、やはり『グロリア』(1980)でした。残念ながらTVの深夜放送でしたけど。でも、今年の4月に札幌の蠍座という名画座でリヴァイヴァル上映があって、その時は映画館で観ましたよ〜。TVで見た時はかなりカットされてたみたいで、記憶にないシーンがたくさんありました。やはり映画は映画館で観るべきものですね(^^ゞ。

去年、シャロン・ストーン主演でこの『グロリア』がリメイクされましたが、やはりオリジナルには到底及ばないといった批評が多かったようです。まあ、仕方ないですよね。オリジナルの出来が良過ぎるんだから。「同じ設定の別な映画」として見るのが正しい見方なのかもしれません。

彼女はそれ以前からたくさんの映画に出ていますけど、僕は『グロリア』以後の彼女しか知らないなあ。僕が見た出演作は、まずマイケル・J・フォックス、ジョーン・ジェット共演の『愛と栄光の日々』(1987)ですね。主役はロック・スターを夢見るマイケル・J・フォックスで、ジーナ・ローランズは彼の母親に扮していたはずですが、音楽映画というよりはむしろ家族間の愛情を描いた人情ドラマといった趣でした。

その後、ジム・ジャームッシュの『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991)。これはユニークな作品でしたね。僕はジム・ジャームッシュはけっこう好きだけれど、この映画は彼の作品の中でも気に入っている方です。ジーナ・ローランズは、ウィノナ・ライダー扮するタクシー・ドライヴァーをスカウトしようとするエージェントの役ではなかったかと記憶していますが、定かではありません。間違いに気付いた方がいましたら、ゲストブックにてお教え下さい(^^)。まあ、いずれにせよ未見の方にはオススメできる作品です。

最近では、それこそシャロン・ストーンが共演している『マイ・フレンド・メモリー』(1998)をようやくヴィデオで見ました。それほどお涙頂戴でもないし、作品としてはまずまずの出来でしたね。ジーナ・ローランズの演技も年季の入った貫禄のあるもの。『グロリア』のイメージが強烈だったため、「カッコイイおばちゃん」という先入観が今でも僕の頭の中には残っているのですが、演技者としても大したものですよ。

そのことを確信させてくれたのが、先日劇場で観た『マイ・ハート、マイ・ラブ』(1998)でした。これは11人の登場人物の人生が交錯する群像劇で、作品じたいの出来はそれほどでもないのだけれど、なにしろキャストが豪華で、複数の俳優の優秀な演技が堪能できるというのが大きな見所となっています。ジーナ・ローランズはショーン・コネリーの妻を熱演、その重厚な演技力を見せつけていました。

調べてみると、彼女もあと3日(6月19日)で66歳!! まだまだ頑張って欲しい女優の1人です(^^)。




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