February 28, 2000 Courtesy 1997 Warner Bros., Photo : Ken
Regan

クリント・イーストウッドには、’80年代に2度ポートレイトを貰っているのですが、今回、『トゥルー・クライム』(1999)という作品で楽しませてもらったものだから、またファン・レターを送りました。昔は彼はファン・レターに必ず返事をくれるという数少ないスターの1人だったのだけれど、今回もちゃんと返事が届いたので正直ホッとしました。もし返事は出さないというポリシーを持ったスターになっていたらどうしようかと心配していたもので。返信に要した日数は約2か月弱でした。今回のポートレイトはカラーでしたが、サインは直筆ではなく印刷でした。
さて、この『トゥルー・クライム』ですが、イーストウッドが監督・主演した作品で、なかなかの娯楽作でした。彼は酒と女にだらしない新聞記者の役なのですが、自分がインタビューする死刑囚が実は無実ではないか、と思い始め、調査に奔走するのだけれど死刑執行の時は着々と迫り……というサスペンス・ドラマです。ストーリーも面白いしスリル満点の展開で最後まで楽しませてくれます。未見の方は、ヴィデオが発売になったら、ぜひ見てみて下さい。けっこう楽しめると思います。
この作品には、僕が先日ポートレイトを貰ったジェームズ・ウッズも出演しています。彼はイーストウッドの上司の役で、この2人の会話がまた実に可笑しくて、僕は映画館で笑い声を抑えるのに必死でした。なお、この作品にはイーストウッドの娘であるフランシスカ・フィッシャー・イーストウッド――とっても可愛い女の子です――や、現在のパートナーであるフランシス・フィッシャーなども出演しています。昔からイーストウッドは自分の作品に身内を出演させるのが好きでしたからね。まあ、作品じたいの出来が良ければ別に文句はないんですけど。
さて、イーストウッドの新作はと言えば、まずは『Listening with the Eyes』(2000)。これはドキュメンタリー映画らしいのですが、詳しい内容は分かりません。リチャード・ギア、デニス・ホッパー、ブラッド・ピットなどが共演しているようです。そして『Space Cowboys』(2000)。こちらはイーストウッドの監督・主演作品で、彼には珍しくSFものらしいです。NASAの命令により、’60年代に打ち上げられた衛星の修理のために、トミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナーらとチームを組んで宇宙に行くというお話とのこと。NASAの高官の1人として、『この森で、天使はバスを降りた』のマルシア・ゲイ・ハーデン(シェルビーの役)も出ているそうですから、僕としては期待が高まりますね。ちなみにこれはイーストウッドの22本目の監督作品ということです。
彼ももう69歳(!!)ということですが、年をとるにつれてますます演技の幅(というか役柄の幅)も広がってきたみたいだし、’80年代からのファンとしては今後もまだまだ頑張って欲しいと思っています。