July 7, 2000
いや〜見て下さいよ、みなさん。このボブ・ホスキンスの何と怪しい顔つき!! これは『フェリシアの旅』(1999)で彼が演じたサイコ・キラーそのものですよ(笑)。でも、この作品での彼の演技は凄かったです。なぜアカデミー賞にノミネートされなかったのか不思議なくらい。彼は過去に『モナリザ』(1986)でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞しているくらいだから、もともと演技力はあるんですけどね。といっても僕はこの作品は未見。作品じたいもかなりの秀作らしいので、そのうちに見てみたい。
ところで、『フェリシアの旅』なんですけど、これはアトム・エゴヤン監督の最新作で、詳しくは「僕の採点表」を参照してほしいのだけれど、これはもう素晴らしい出来のスリラーでした。ボブ・ホスキンスの演技は上述したように最高だったし、共演のエレーン・キャシディも申し分のない出来。技術と物語内容が実に深く関連しており、素晴らしい奏効を生み出していました。技術の高さでは、今年度観た映画の中で間違いなくナンバー・ワンです。もしかして、今まで観た全ての映画の中でもベストかもしれない。僕は映画館で1度観ただけなので、ぜひもう1度、いや、何度でも見直してみたいのですが、4月に公開された作品なので、まだヴィデオ化されていません。だいたいヴィデオになるのは劇場公開後半年くらいしてからだから、10月頃でしょうか。DVDも発売されるといいですが、過去のアトム・エゴヤン監督作品でDVDになったものはないからなあ(^^ゞ。彼の作品は完成度は高いけれど娯楽作とは言い難いですからね。『ファリシアの旅』も残念ながら興行的にそれほどの成功を収めてはいないようです。僕に言わせれば、こんな凄い映画に人が入らなくてどうするんだよ、ということになりますけど・・・。いずれにしても、この作品の主演の2人からポートレイトをもらうことができて、とても嬉しいです(^^)。
さて、ボブ・ホスキンスに話を戻しますが、実は僕は彼の作品は『フェリシアの旅』しか観たことがないのですよ(^^ゞ。というか、観たことはあっても記憶に残っているのが『フェリシアの旅』だけ、ということです。たとえば彼の出演した『死にゆく者への祈り』(1987)や『フック』(1991)などは僕は見ているけど、彼がどんな役だったかはまるで記憶にないです。他にも名の知れた作品では、『未来世紀ブラジル』(1984)、『ロジャー・ラビット』(1988)、『恋する人魚たち』(1990)、『ニクソン』(1995)などに出演しているはずですが、これらは全て未見。ファンというにはちょっと情けないですね。
彼へのファン・レターは2000年5月7日に出していますから、ちょうど2か月で返事がきたことになります。なお、僕がファン・レターに同封した2枚の国際返信切手券は、そっくりそのまま送り返されてきました。わざわざ励ましの手紙を送ってくれたファンに経済的負担は負わせない、ということでしょうか。ある意味、スターの鑑ですね(^^)。いい人なんです、彼は。笑顔は怪しいけど(笑)。
最近は俳優としてだけでなく、監督をするようにもなってきたようです。僕としては俳優としての彼の素晴らしい演技を堪能したい、というのが本音ですけど・・・。